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高校野球から遠く離れて

 夏の甲子園の開会式やら、高校野球の特番やらを見て、2,3の記事を書いたので、私が高校野球ファンだと思われた方もいるのではと思うのですが、実は高校野球を観なくなって久しい。

 スポーツですから、勝つことを目指すのは当然のことでしょうが、私が感激した37年前のあの夏の甲子園( 高知商業 )から、高校野球って随分遠くへ来てしまった感が強い。

 プロ野球は見ないが、高校野球は見るという高校野球ファンもいると思う。今でも球児達の一球一打に目を凝らして応援されている方々は少なからずおられるだろうと思う。でも、私のなかでは、あの数十年前の夏の日々のような熱狂は、あれからどんなスーパースターが現れようと、もう蘇ってはこない。私はプロ野球のドラフト候補になるようなスター選手にはあまり興味がないし、レギュラーに地元の子がいない郷土代表チームが、どんなに好成績を残そうがシラケるばかり。。

 そんな私の応援優先順位は、1.公立高校、2.地元の子がレギュラーの私立高校なのだ。だから、地元の公立高校の甲子園出場が絶望的ないま私は高校野球を観ない。こんな高校野球に誰がした。。

 ’78夏の甲子園決勝 高知商 VS PL学園が、高校野球視聴率歴代1位( 50.8% )だそうですよ。しつこいようだけど、この視聴率が物語っていると思う。みんなを惹きつけるのはそういうチーム、そういうプレーなのだと思う。

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” ああ栄冠は君に輝く ”

 私、サビの部分しか知らなかった高等学校野球選手権大会歌のこの曲を、今回、まじまじと聴いて、その素晴らしさに、ここ数日感動しています。

 何人かの歌手の方がカバーしておられますが、いまひとつです。この曲は、合唱団の方たちや高校生のように、崩したりせずに素直に唄ってくれるのが一番曲の個性にあっています。そして、阿久悠さん作詞とはいえ、選抜の ”今ありて ”や高校サッカー選手権大会歌の ”ふり向くな君は美しい ”よりもこちらが好きなのです。”雲はわき 光あふれて ””純白のたま ”などで白色のイメージがぱっと浮かぶ。3番の”みどり濃き しゅろの葉 ”の緑とともに、夏の甲子園、そして清冽な青春が色で表現されている。

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’78夏の甲子園決勝 高知商 VS PL学園

 NHKで高校野球100年の記念番組とかの亀梨君MCの番組を、ボーっと見ていた時に、私にとっての事件が起こった。’78夏の甲子園決勝 高知商 VS PL学園戦の映像がいきなり始まったのだ。確か、”逆転サヨナラ ”というテーマでの流れだったが、私は、いきなりあの夏の甲子園の思い出が蘇って、思わず、これ、これ、これーっとTVを指さして、それから、あの熱かった夏の思い出に浸る数日間を過ごすことになってしまった。私にとって後にも先にも無いほど熱中してTVの甲子園中継を見続けた、夏の甲子園の思い出が、一瞬で蘇って来た。

 記憶は、いまでは切れ切れなのだが、ピッチャーの森とショートの森田という、初々しいふたりの2年生レギュラー。1番の明神、2番の森田の出塁率の凄さ。そして1、2番が出塁したらバントや走塁、適時打をからめての多彩な攻撃。その後の池田高校に代表されるようなパワーでとにかく打ちまくる野球には無い面白さがあった。溌剌とした内野の守備は、軽快なフットワークで、ファインプレー、ダブルプレー連発でアウトをとっていく。二年生エース森投手が見せる、2年生らしい繊細さを感じさせる表情。勝っていくにつれて、安打製造機、ナインからは明神様と呼ばれ、打席に立てばヒットを打ち続けて出塁し続けていた明神君。ツキを落とさないために洗わず、試合毎に泥だらけになっていくユニフォーム。ピンチになると、控えでキャプテンの二宮君が伝令として送られる。その聡明そうな表情。
 
 決勝戦、高知商業の追加点のチャンスに、ウェイティングサークルで、俯いて、じっと自分の打席を待っている明神君を映すカメラ。( そのチャンスに打席は明神まで回らなかった。 )逆転サヨナラ負け後、高知商業のベンチ前、PLの校歌が流れる中、泣き続ける森投手を映すカメラ。熱かったけど、切ない幕切れだった。けれど、すべてのシーンにドラマがあって、ほんとうにあのチームが、いまでも、私の高校野球マイベストチームなのだ。。熱くて切ない37年たったとは思えない夏の思い出。私の記憶のなかで今でも輝いている球児たち。

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最近のTVから~王さんの聡明さ( 甲子園の始球式より )&高校野球マイベストチーム~

 先日、観るともなしにボーっと甲子園の開会式を観ていて、( 王さんの始球式を観たかったのだが )、さすがでしたね・・。投球がどうとかではなくて、始球式後の高校野球についての王さんのコメントがです!

 言葉の細かいニュアンスは忘れてしまったけれど、「 高校野球の選手達のほとんどは、卒業して普通の職業に就いている わけです。そこが高校野球の素晴らしさだと思う 」というようなことを言われていて、浮ついたマスコミ関係者達みたいに、ドラフトとかプロ野球に進むスター選手の話ではなくて、高校野球の本質を捉えた発言をされていたのが、私の記憶のなかでは、王さんだけだったので、今さらですが、ほんとうに聡明なひとだなって思いました!

 そこなんですよね。やっぱり。高校野球の良さって。面白いゲームって、プロに行くようなスター選手だけが目立つチームではなくて、チームのひとりひとりの個性が立っていて、なおかつチームとしての全体のバランスが取れているようなチームなんだと思う。

 それで、最近高校野球を振り返るみたいな番組を時々やっていて、そんな私の高校野球のチームのイメージに一番ぴったりくるのが、昭和53年夏の決勝でPL学園に9回裏逆転さよなら負けして準優勝した時の高知商業なのですね。ピッチャーが2年生の森浩二、1番、ラッキーボーイだった明神選手。。他の選手は忘れてしまったけれど、確か、キャプテンの選手がレギュラーではなかったような気がしているけど記憶が確かではない。。私が一番、高校野球に熱狂した大会だった。チームだった。すべての選手の個性が立っていた。高校野球マイベストチームだった。。

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