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”オズオズの魔法使い”状態はどうかなー過去記事の再掲載

↓※この記事は2008-04-12にgooブログに掲載したものの再投稿です。

 ちょっと前に、元フォークルセダーズの一員で精神科医、大学教授でもあるきたやまおさむ氏が、ひさびさにフォークコンサートのプロデュースをしたというニュースの中で、きたやま氏が「感情を犠牲にして現実に過剰適応している現代人の心の分裂状態」と現代人の精神状況のことを表現されていましたが、私も、若い人、特に若い女性にほど、その傾向が強いと常々思っています。つまり女性の方が、現実適応力が高いので、過剰適応になりやすいと思う。男性の場合は、女性ほど現実適応力が無いので、あまり極端に現実に適応してしまうことは、女性に比べると少ないと思う。ある程度の現実適応力は生きていくのに必要なスキルなのだが、何事も過剰になってしまうと、逆に自分を苦しめることになる。男の子の場合は、現実に過剰適応した母親の影響を受けるという形になるのかもしれない。若い子たちの、携帯メールの返信は5分以内というルールなんてのもそのひとつだと思うし、それを破るとイジメられたり、シカトされたりするわけだから、恐ろしいし、私は、そのような心性を横並びの「オズオズの魔法使いの心性」と呼んでいる。規則やマニュアルへの絶対服従という縛りを自分たちに科して、息苦しさと生きにくさを増幅させたこころは、他人や弱いものをいじめることによって、そのこころのバランスを保とうとする、オズオズとした心性のことだ。過剰適応は、アレルギーのように、そのひとを苦しめ出すのだ。だから、とりあえず横並びを少し止めてみませんか、と私は思う。

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