« スピルバーグ 「 太陽の帝国 」 | Main | 鶴見俊輔さんを悼んで過去記事紹介 »

映画 『 グラン・トリノ 』

 TV放映された、クリント・イーストウッド監督、主演作品『 グラン・トリノ 』を観た。
 
 感想は、「 イーストウッドの映画に外れ無し! 」ってこと。見て損は無いです。作風、演技、そしてラストの主題歌のセンスまで好きです。( 主題歌の頭の部分をイーストウッドが歌っているのも、トム・ウェイツみたいな歌声に味があっていい。)

 主人公の朝鮮戦争での従軍経験が、彼の心理や行動を理解するための重要なテーマとなっている。そして、そのテーマを過不足なくリアリティに溢れて描く才能には脱帽です。彼の作品を観た時にはいつも感じることですが、現実の描き方がリアル過ぎて、感動するとともに、こころがいたくなる。。

 この映画の透徹したリアリズムに較べりゃ、戦争をテーマにした日本映画が、出来そこないの戦争ファンタジーみたいになってリアリティに欠けるのは、負けたほうは、そうでもしないと自分たちのプライドを保てないからなのかね?リアリティを追求しないと”痛み ”を描くことなんてできないのに 。そして出来そこないのファンタジーにうっとりしてしまう観客たち。。

|

« スピルバーグ 「 太陽の帝国 」 | Main | 鶴見俊輔さんを悼んで過去記事紹介 »

映画」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 映画 『 グラン・トリノ 』:

« スピルバーグ 「 太陽の帝国 」 | Main | 鶴見俊輔さんを悼んで過去記事紹介 »