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最近のテレビから(「19歳の兵役拒否」 10/1 のNEWS23より)ー過去記事の再掲載

↓※この記事は2007-10-03 にgooブログに掲載したものの再投稿です。

 徴兵制のあるドイツでは兵役を拒否した場合(ドイツの基本法で「良心的兵役拒否」の権利が基本的人権の「良心の自由」として認められている)代替労役としての社会奉仕活動が義務付けられているそうで、19歳のドイツ人青年、ヤネク・ダン君は、以前に日本を訪れた時、最後に訪問した長崎の「岡まさはる記念長崎平和資料館」で、第二次世界大戦での(ドイツと共通する)日本のアジアに対する加害の歴史を初めて知ってショックを受け、もう一度資料館を訪れたいと思っていたことから、代替労務の場所に資料館を選んで11ケ月間働くことになったのだそうです。働き始めて、日本の若者が自国のアジアに対する加害の歴史をほとんど知らないことに驚いたそうです。ドイツではホロコーストなどの自国の過去の戦争犯罪についての歴史教育が徹底されて行われており、ほとんどのドイツ人は自国の過去の過ちについて知っている。そして、過去の過ちを国が公に謝罪することによって、近隣諸国との友好関係を築き、EUにも加盟している。
 彼は、EUになって、「国籍より人間性が重要だ」と思うようになったことも、兵役拒否の理由だとも言っていた。

  「私の国が何をした」かを知ること
  
  平和は戦争を語らないことではない

  そして、日本とドイツの戦後は対照的

  日本の戦後に偽善的なものを感じる

  日本は憲法9条を持ち、平和記念公園を作る

  でも徹底的な議論が欠けている、と。

 
 ドイツ人にしては小柄で、ヘアスタイルはドレッドヘアで、日本の友人とサッカーを楽しんだりもする彼は、今時のふつうの青年だが、資料館の休日には、長崎の戦争体験者の話を聴きに行ったりという活動を積極的にしている。日本の同世代の若者に、こんなに真摯に過去に向き合おうとしている青年がいるだろうか。自分達と同じような過去を持つ国から来た青年の真摯な言葉に耳を傾け、共感できる感性を多くのひとが持っていてほしいと切に思う。

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