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この季節にぴったりなジュリーの曲

 いまの季節にぴったりなジュリーの曲

 「 無事でありますよう 」
 
 ( 2000年のアルバム『 耒タルベキ素敵 』より、作詞:沢田研二/作曲:大山泰輝/編曲:白井良明 )

   着膨れした君が見つめる 赤トンボたち   とか

   猫も散歩 君が笑った 時が弾んだ    とかの

 歌詞は詩情にあふれていて、ジュリーの優しい詩心を感じます。

 曲調も全体にしみじみとしてほっこりと落ち着くけど、
  
   誰かに何かに夕焼けに ありがとう告げて

   夕陽に祈ろう どうか無事 無事でいて欲しい

 というジュリーの真剣な祈りのような歌詞が切なくなるような曲でもあります。

 
 

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いい声 ~ 陽水とジュリー

 いい歌、いい曲はたくさんあると思うけど、日本でいい声にはなかなか出会えない。

 例えば陽水の声。とてもいい声だけど現実の中からではなく夢の中から聞こえてくるような不思議な感じの声。

 同じいい声でも、ジュリーの声は夢ではなくて 現実に堕ちて来た天使のように甘い声だった(過去形)。。

 いまは、ブルースが似合うような太い声になってしまったので、もうどうせならその路線を極めてはと思ったりもします。

アルバム『 忘却の天才 』 ( 2002年 )の中の「砂丘でダイヤ」って曲が今の声質にはぴったりだと思う。

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いまさらレヴュー 『 G.S.I LOVE YOU 』

 30年以上前のアルバム『 G.S.I LOVE YOU 』 ( 1980年 )について、いまさらで申し訳ないと思いつつレビューします。

 コンセプトアルバムとして”とても”よく出来たアルバムだと思う。編曲がすべて伊藤銀次氏のせいか、このアルバムの雰囲気に、この曲はちょっと違うかなという曲がない。私的には、GSというよりロック、というかジュリーの”ロックンロールアルバム”と言いたい。

 シングルカットされた「 おまえがパラダイス 」や佐野元春作の「 彼女はデリケート 」 「 I'M IN BLUE 」 「 THE VANITY FACTORY 」 などの派手でノリのいい曲もいいのですが、意外にも、かまやつひろし作曲の( 作詞は三浦徳子さん )派手さはないが粋でお洒落な曲 「 午前3時のエレベーター 」と「 CAFÉビァンカ 」がいいアクセントになっていると思う。

 「 おまえがパラダイス 」については、前記事:沢田研二入門レヴュー 『 Julie Special ~沢田研二 A面コレクション~ 』でちょっと書いたんでそちらも参考にして欲しいのいですが、この曲の、スタンドマイク、赤の上下にボーダーTシャツ、黒のハンティングといったスタイルのジュリーのライブ動画が超絶かっこいいのでご参考までに。

 ただ、このアルバムの難点をひとつあげるとすれば、昔の外国のファッション雑誌のようなアルバムジャケットのデザインです。このアルバムは、ジュリーにとってのジョン・レノンの「 ロックン・ロール 」のようなアルバムだと思うので( ジョンのようにロックのスタンダードのカバーアルバムではないですが )、私としては、あんな派手派手な感じではなくて、ジョンのアルバム( =皮ジャンにリーゼントの若いジョン・レノンのモノクロ写真 )みたいに、カラーでもいいけど、少しレトロでシンプルな感じにしていたら、当時、男性ファンも買いやすかったのではないだろうかと思ってしまいます。。せっかくのシンプルなロックのサウンドなのに、このアルバムに関してだけは、訳のわからないジャケットデザインが足を引っぱっているとしか思えません。でもそれに目を瞑れば、ラストの「G.S.I LOVE YOU 」 までほんとうに気持ちよく聴けます。いまからでも買って損の無いアルバムです。

 PS: 全体にライブ感覚あふれる録音ですが、「 SHE SAID ・・・・・・ 」から「 THE VANITY FACTORY 」への流れは超絶カッコいいです!

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