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 「 龍馬伝 」 第42回

 
 「 龍馬伝 」第42回 、「 いろは丸事件 」総じて面白く拝見しました。特に、歌を流行らせて長崎の世論を味方につけるところと、最後のお元とのやりとりはよかったです。(龍馬の歌も!)

 でも、ただひとつ、後藤象二郎の龍馬への「腹を切りや」というセリフと、相変わらずのチンピラ感あふれる演技には、激しく違和感を感じました。清風亭会談での握手は何だったのかと。後藤は龍馬と手を結ぶに当たって、大きな意識の変化と覚悟を強いられた筈。その意識の変化が、後藤のセリフや態度に現れないってどういうこと?と思うのです。あそこで握手するということは、自分の過去の常識やプライドをかなぐり捨てるくらいの覚悟がいったはずなのに、相変わらずの傲慢演技。腹に一物あったとしても、あれはないでしょと思う。

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「 龍馬伝 」第40・41回

 
 「 龍馬伝 」第40・41回 の超簡単な感想です。

 「 龍馬伝 」第40回、「 清風亭の対決 」なかなか面白かったです。「 侍、長次郎 」に次ぐくらい良かったと思います。
 
 それに比べて、「 龍馬伝 」第41回、「 さらば高杉晋作 」は、構成が少し冗長に感じました。高杉の最期部分の表現が少しクド過ぎて、海援隊とかの他のエピソードがあまり印象に残らなかったです。

 それと、弥太郎のナレーションで、毎回最後に入る” 暗殺カウントダウン ”は、マジで止めて欲しいです!龍馬の人生は、確かに暗殺で終わってしまいますが、龍馬自身はそこに向けて動いているわけではないし、これから、まだまだ明るいこともあるわけだから、制作者がそんなに、安っぽく煽ってどうする、と思います。

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「 チップス先生さようなら 」

 ずっと観たいと思っていたピーター・オトゥール主演のミュージカル映画、「 チップス先生さようなら 」をDVDをで視聴しました。

 一番興味深かったのは、オトゥール演じる主人公チップスのセリフに見られる ” イギリス人気質 ”です。

 いくつか紹介しますと、

 
 キャサリンの出演していた音楽劇のことを、本人に対して、
 
 「 あの” ひどい ”音楽劇 」、と言ってしまった後で、あわてて「 ” 楽しい ” 」と言いなおしたところ、


 
 キャサリンがチップスへの愛情を確信して、チップスにキスしたところを見た、彼女に好意を抱いている友人に対して、

 「 結論に飛びついてはいけない 」 とあわてて言うところ、

 
 チップスが、自分の過去の女性問題を知っているキャサリンとチップスを学校から追い出そうとしているサタウィック卿と対決するところで、

 キャサリンの” 恋愛遍歴の過去 ”のことを、「 妻の ” 波乱の過去 ” 」と表現した場面、

 この表現を、サタウィック卿に皮肉っぽく 「 波乱? 」 と指摘されて、

 「 ほかの表現を選ぶこともできたが、私は波乱が適当だと 」と応酬している。


 ラスト近くで、ある出来事のため隠しきれないほどの大きな失意と悲嘆にくれながらも授業を続けるチップス(ここのオトゥールと生徒達の演技はいいです!)が、彼のその様子に気付く前に、生徒達が自分を祝福するために仕掛けたジョークのことを、チップスを気遣いながら「僕は” ジョーク ”のつもりで・・」と弁解する生徒に対して、

 「 ジョーク? 結構だ 」 と言って、静かに授業を続けるところ、

 
 などなど、イギリス人気質、そして堅物の古典の教師という主人公像が、そのセリフによって浮かび上がって来るドラマを、ピーター・オトゥールの演技によって堪能しました。


 

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