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「 龍馬伝 28・29回 」

 今回も、2回続けての感想を。

 2部の以蔵と武市の最期が描かれて、もうだいぶになるので、もう、記憶も薄れかけている方もいるかもしれませんが、(開票速報と、Wカップ決勝と、「龍馬伝」という忙しい一日でしたが、)2部ラストの「 武市の夢 」回で一番印象に残っているのは、やはり以蔵の最期なんですね。表情だけの演技でしたが、やはりよかったです。そして私が、人斬り以蔵の生涯にひっかかってしまうのは、その生涯の問題が、頗る、現代に通じていると感じるからかもしれない。この回の、私的に白眉のシーンは、斬首された以蔵の遺体を、親類らしき人物や、処刑場の橋の上の通行人たちが悼むシーンでした。武市の葬儀との対比もあり、以蔵への哀れさと、傷ましさと、むなしさとがない混じって、映画の一シーンのように、はっとするような美しさがあるシーンでした。あと、武市の牢番和助への最期のあいさつは、淡々とした表現のなかに、武市の武士としての矜持と品格がにじみ出ていて、とてもいいシーンでした。
 
あとは、容堂ですね。「龍馬伝」の容堂は、単純な悪役には描かれていませんし、近藤正臣の演技のせいで、より複雑な内面を感じさせる人物造形となっていて、ドラマに深みを与えていると思います。実際の容堂がそんなに深みのあるひとだったかどうかは知りませんがね。それにしても、このドラマの後藤と龍馬は、今後どのようにして手を結ぶのでしょうね。現状で、あのふたりが和解するなど想像できませんが。ふたりとも腹に一物持ちながら、双方の利害のために手を結ぶことになるのでしょうかね。

 さて、いよいよ待望の第3部ですが、面白かったですよ。伊勢谷高杉は、はまり役だと思います。グラバーもおもしろかったし。今後に期待ということで。

 それにしても、福山君は袴が似合いますね。背が高いので、袴を穿いたときのシルエットがダイナミックで、きれいで、とてもいいです。

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