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スマスマのアラン・ドロン

 ビストロスマップ(10/8放送)にアラン・ドロンが出演するのというので見た。(実家の母にも知らせておいた。)フランスの俳優の中では特にアラン・ドロンのファンというわけではなかったのだが、(どっちかと言うとベルモンド派でした)代表作は大体知っているし、予告編で観た映像が、「思ったより若々しく今も美しかったので」見ることにした。代表作の映像 「太陽がいっぱい」 「冒険者たち」 「レッド・サン」の映像が流れた時、「どきどきする」と言って、俳優には2種類のタイプがある。「役を演じるタイプ」と「役を生きるタイプ」。前者としてリノ・バンチュラやジャン・ギャバンを挙げ、私は後者だと言っていた。フランス語でなんと言ったのかはわからないのですが、前者のことは”コメディアン”と訳されていましたが、私は演技派タイプの俳優のことかなと思いました。確かに、彼は演技派というより、自分の内面にあるものを役を通して表現しているタイプかなとも思いました。(少し、翻訳とかのせいでわかりにくい表現でしたが。)「太陽がいっぱい」のトム・リプリー役なんかは、観ていて切なくなるほどドロン自身と重なってしまう。
 
 そして、ドロンのオーダーは前菜のフェットチーネ、ブイヤベース、チョコレートスフレだったが、このブイヤベースというオーダーもドロンらしいなと思いました。ドロンは、ブイヤベースらしいブイヤベースしか認めず、(「これはフェットチーネじゃないスパゲッティだ」)、「これは味はいいがブイヤベースではない」、(木 村の出したマヨネーズも)「それはいらない」(吾郎の出したリゾットも)「それはイタリア料理だ。私はオーダーしてない」と、スマスマ的アレンジをまったく認めないフランス人的頑固さで出される料理を否定していくのが「いかにもフランス人だなあ~」っておもしろかった。そして、ブイヤベースっていう、もともとマルセーユの漁師料理だったオーダーと、その料理へのこだわりも、彼らしいかなと思いました。「若さの秘訣は女性」ってのはまあいいとして、三船敏郎のことを尊敬していて、生前、交流もあったことなども披露していました。

 まだまだ衰えてないお爺さんドロンはそれはそれでいいのですが、私の好みはやっぱりピーター・オトゥールですので・・・。新作「ヴィーナス」観たいなあ。

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